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お気楽ペン仔さん

仕事、趣味、旅行、妄想…気ままに残していくブログ

【妄想】卒業式に告げる思い

こんにちは、ペン仔です。

 

そろそろ皆さん卒業シーズンですね(突然)。 

 

学生時代にやり残したことはたくさんあります。

その一つに「告白」をしてみたかったと。(そもそも恋愛というものに無縁だった)

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なかなか思いを告げられずにとうとう卒業式になっちゃったやつをしてみたかった。

 

※ここから妄想入りまs

 

そう、それは卒業式間際の2月上旬。

授業もほとんどなくなって、あるのは大学受験前の特別講習しかない。

参加も任意だし、AOで受かった私にはほとんど意味の無い授業。

 

でもあの人は国公立志望で英語の講習を受けている。

だからあたしも「大学前に英語の知識を抜きたくない」とかなんとか苦しい言い訳をして同じ授業を受けている。

 

それも終わって、理由もなくあの人と会えるのは卒業式の予行と本番を残すのみになってしまう。

 

もやもやしている私は中学からの友人であるマリと、スタバで女子会をすることになる。

マリは、高校2年になる春休みに部活の先輩から告白された。その先輩と現在も続いており、同じ大学に行くため、苦手だった勉強を必死にしていた。

その甲斐あって、先日某有名私立大学の合格報告をしてきたときは驚きと嬉しさで私まで泣いた。

 

「で、あんたはあいつのことどうするの?」

 

マリは唐突に切り出した。

マリにはあの人のことを包み隠さず相談していた。

 

どうするったってどうすることもできない。

仲は良いけどあたしのことをそういう目で見ていないのはわかっている。

 

それは9月にあった授業で知ることになる。

授業が自習になった。

受験生は黙々と勉強しており、生徒同士で教えあったり、睡眠をとる生徒もいた。

 

その時、私の席はあの人の前で(毎日が超ウルトラスーパーハッピーだった)、私はわからない問題を教えてもらっていた。

(実際には少し考えたらわかる問題だったし、前の子に聞いてもよかった)

 

「めっちゃ分かりやすい!ありがとう」

とかお礼をいって「どういたしまして」と優しい声で言われたりして。

 

「あんたと付き合ったら毎日勉強教えてもらえるね(笑)」

と自分にしては踏み込んだアピールだったし、カマをかけたつもりだった。

 

「あはは(笑)

 

 

 

 

 

 お前だけはねーよ。」

 

冗談に冗談で返しただけかもしれないけれど本当に傷ついた。

もうそれはそれは自習どころじゃなかったし、

家に帰ったら涙が止まらないし、

来月に控えたAO入試に落ちるんじゃないかってぐらい落ち込んだ。

 

このときマリはすごく慰めてくれたし、

「今そんなんで落ち込んでる場合か!」

と喝を入れてくれた。

 

3つ上の姉は 

「大学行ったら出会いなんていくらでもあるわよ?

 高校から付き合って長く続くことなんて滅多にないし諦めなって。」

と言っていた。(お姉ちゃんには彼氏がいないので説得力は皆無。)

 

 

それ以降、あいつとは日常でしゃべることはあったけど、バレンタインで市販のチョコをあげたぐらい(それも複数の男子にあげるついで)でアピールらしいことはしていない。

 

このままこの思いをあいつに告げないときっと後悔するのはわかっていた。

大学生になっても引きずったまま、前に進めない気がする。

 

「あたし、卒業式に告うわ。」

 

振られても大学で会うことはないし、いい機会だ。

思い出として告げよう。

 

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ー卒業式当日

 

式も終わって、クラスで集まり、先生の感動的な話も終わった。

私は終始泣いていたし、これで終わりかと思うと寂しかった。

 

クラスのみんなと写真をこれでもかと撮りまくった。

そのあとは部活で集まり、成長した後輩から色紙と花束をもらい、また泣いた。

 

この後、マリを含む仲良しグループとご飯を食べに行く約束をしていた。

スマホで連絡を取り、正門で待ち合わせになった。

 

ーピコン

 

マリから個人メッセージが来る。

 

『あんたはちゃんと告ってから来ること。』

 

一気に体温が高くなる。

 

―あいつを探さなきゃ。

 

そのままスマホをあの人の個人メッセージに変える。

『いまどこ?』

 

すぐに既読がついて返事が来る。

『自転車置き場』

 

あの人の置いてる自転車置き場ならわかる。

 

偶然を装って会えることを期待して、帰る時にわざわざ遠い方の自転車置き場まで行ったことも1回や2回じゃない。

『そこでちょっと待ってて』

 

早歩きで向かった。

ドキドキしているのは急いでいるからってだけじゃない。

 

あいつの姿が見えた瞬間、顔が赤くなったのが分かったし

そこから足が動かなかった。

 

(大丈夫。どうなっても大丈夫。)

 

「やっほー」

声も、手も震えていたに違いない。

 

「おう」

返事をするあいつは変わらない。

 

「ごめんよ、急に。」

 

「や。別に。

 卒業だな~。あっというまだったな~。」

あの人は何かを察してかいつものように会話を続ける。

 

「そうだね~。」

おかげでとてもリラックスできた。

 

「あのね、言いたいことがあって・・・」

 

 「待って」

 

「えっ…?」

 

「俺からも話してもいい?」

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っと!!!!!!!

まぁね!!!!!!

こんな感じのね!!!!!

 

甘酸っっぺー青春の塊!!!!!!!!!

ありえないけど!!!!!!

みたいなね!!!!!!!!

したかったよ!!!!!!!

私は!!!!!!!!!!!

 

 

現役学生の皆さんも後悔しないように。 

勉強も大事だけど、遊びや恋愛も楽しんで! 

 

 

 

以上、青春したかったペン仔でした。

次回もよろしくお願いいたします。

 

 

 

さ、現実戻って仕事しよ。